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Redmineのチケットの使い方トラッカー・関連・子チケットの基本

Redmineのチケットの使い方を、トラッカー・関連づけ・子チケット・ウォッチャー・リビジョン連携の基本で整理します。公式ガイドをもとに、運用ルールの作り方とよくあるつまずきを解説します。

公的機関・公式資料などの一次情報と照合して作成しています。このサイトについて

Redmineのチケットの使い方とは

Redmine のチケット(issue)とは、作業、不具合、要望、問い合わせなどを1件ずつ記録して、追跡するための単位です。公式のガイドでは、チケットの管理がプロジェクト管理の中心であると説明されています。

チケットには、誰が、何を、いつまでに、どの状態かを記録します。ここでは、公式ガイドに記載されている、トラッカー、チケット同士の関連づけ、子チケット、ウォッチャー、コミットとの連携といった基本の機能を整理し、運用ルールの作り方を示します。Redmine は、設定やバージョンで画面や項目が異なるため、実際の画面は、利用中の環境で確認してください。

基本(主な機能)

機能 内容
トラッカー チケットの種類。公式ガイドでは、バグ、機能、サポートなどが例に挙げられ、チケット作成時に必ず選ぶ
関連づけ チケット同士のつながりを設定する
子チケット チケットを小さな作業に分ける。入れ子の深さに制限がない
ウォッチャー チケットの更新を通知する対象者を追加する
関連するリビジョン コミットのメッセージに特定のキーワードを書くと、チケットと結びつく
権限 ロールに基づいて、作成や編集ができる人を制御する

チケット同士の関連づけの種類は、公式ガイドに次のように記載されています。

関連の種類 意味
関連している 単純な関連づけ
重複している・重複された 重複を示す。BがAに重複している場合、Aを閉じるとBも自動で閉じるが、Bを閉じてもAは開いたまま
ブロックしている・ブロックされている ブロックされているチケットは、元のチケットが終わるまで閉じられない
先行する・後続する 作業の順番(日程の依存)を表す
コピー元・コピー先 チケットの由来を追える

子チケットでは、親のチケットの進捗率、開始日・期日、作業時間・予定工数、優先度が、子の情報から自動で算出されると説明されています(設定によって変えられる項目もあります)。

Redmineのチケットの使い方の具体例

運用の例です。Webサイトの改修を、チケットで管理する場合です。

チケット トラッカー 関連づけ
サイトのリニューアル(親) 機能 子チケットに分割
トップページのデザイン 機能 親の子。次のチケットに先行する
トップページの実装 機能 デザインの後続
スマートフォンで表示が崩れる バグ 実装に関連している

親の完了率の考え方の例です。親チケットに子が4件あり、2件が完了なら、単純計算で2 ÷ 4 = 50%です。ただし、公式ガイドは、親の値が子の情報を反映すると説明していますが、見積もり時間の設定の有無で反映のされ方が変わる場合があります。実際の計算は、利用中の設定で確認してください。

ブロックの関係は、順番の事故を防ぐ助けになります。「実装」が「デザイン」にブロックされていれば、デザインが終わるまで、実装のチケットを閉じられません。

Redmineのチケットの使い方の実践ステップ

  1. トラッカーの種類を、最小限に決める(例:機能、バグ、問い合わせの3種類)。
  2. ステータスの意味と、状態の移り方を、チームで共有する。
  3. 大きな作業は、親のチケットを作り、子チケットに分ける。
  4. 順番がある作業は、先行・後続やブロックで関連づける。
  5. 通知を受けたい人を、ウォッチャーに追加する。
  6. ソースコードの管理と連携するなら、コミットのメッセージにチケットの番号を書く運用を決める。
  7. 週に1回など、期日を過ぎたチケットや、担当者のないチケットを確認する。

Redmineのチケットの使い方の注意点

  • トラッカーやステータスを増やしすぎると、入力が負担になり、使われなくなります。
  • 権限(ロール)の設計を後回しにすると、見せたくない情報が見える場合があります。
  • 子チケットの入れ子を深くしすぎると、全体が把握しにくくなります。
  • 画面の名称や機能は、Redmine のバージョンや、プラグインによって異なります。
  • 外部の人に使わせる場合は、公開範囲と権限を慎重に設定します。

Redmineのチケットの使い方でよくあるミス

  • 担当者や期日が空欄のチケットが溜まる。
  • チケットの粒度がそろわず、1件で数週間かかるものが混ざる。
  • 関連づけをせず、順番の依存が見えない。
  • 完了の定義がなく、ステータスが形骸化する。

Redmineのチケットの使い方のチェックリスト

  • トラッカーの種類は、最小限か。
  • ステータスの意味を、共有したか。
  • 担当者と期日が、すべてのチケットにあるか。
  • 順番がある作業は、関連づけをしたか。
  • 権限(ロール)を設計したか。

Redmineのチケットの使い方のFAQ(よくある質問)

Q. チケットの粒度は、どれくらいがよいですか。
A. 担当者1人が、数日以内に終えられる大きさが目安です。大きいものは、子チケットに分けます。

Q. トラッカーは、何種類作るべきですか。
A. 最初は3種類程度で始め、必要になったら増やします。

Q. 他のツールの課題管理と、何が違いますか。
A. 基本の考え方は共通ですが、設定の自由度や、運用の責任(自前の運用の場合)が異なります。別の項目で整理しています。

筆者の見解(Redmineのチケットの使い方)

Redmine は設定の自由度が高く、トラッカーとステータスを作り込みたくなりますが、運用が続くのは、少ない種類で始めたチームだと考えます。入力する項目が多いほど、更新が遅れ、チケットが実態から離れていくためです。私見では、最初は3種類のトラッカーと、4つ程度のステータスで始め、困りごとが具体的になってから足す進め方が、長続きします。

Redmineのチケットの使い方の関連項目

出典(一次情報)

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